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ごあいさつ

 こんにちは、全国有床診療所連絡協議会の会長をしています葉梨之紀です。 有床診療所をご存じない方もおいでになると思いますので、簡単にご紹介します。  有床診療所は入院治療のできる診療所で、ベット数が1~19床までで、多くは一人の医師で診療しています。 全国で約12000ヶ所あり、国民にとって気軽にかかれる、身近な入院施設です。 かかりつけ医として気軽に医療相談もできますし、軽症、中等症の緊急患者も受け入れ、専門的で比較的高度な治療も行います。 
九州や東北・北海道などの農村地域・人口過疎な地域では、病院も少なく地域医療の中心となっています。 病気の内容によっては、外来通院や自宅での療養では無理の時もありますが、病院のように重い患者さんを主として扱うのではなく、軽症から重症な方まで気軽に入院できます。 また都会地では、基幹病院で大きな手術をした後で、転院してゆっくりリハビリテーション治療をする患者さんもいます。 
また有床診療所でも内科の先生方は、往診して在宅医療を熱心にしている方も多く、入院でも在宅でも終末期の看取りまで行っております。   このように医師が24時間対応して、地域医療のさまざまな面でお役にたっています。 しかし有床診療所は健康保険の診療報酬点数も低く、お金がかからないので患者さんには喜ばれますが、経営は困難で、ここ20年間でその数は3分の1になりました。   この日本で古くから存在し、独特の内容を持つ有床診療所がこれからも存続できるように地域住民や医療関係者のご支援をどうぞお願いいたします。


全国有床診療所連絡協議会

会長  葉梨之紀

 

  
  


 

有床診療所って、なに?

有床診療所とは
 有床診療所とは19以下のベッドを備え、外来及び必要があれば入院して治療を行うことができる小規模な医療施設です。
 施設名には「○○医院」や「○○クリニック」などという名称が使われています。


どんな時に行けばいいの?
 例えば、風邪などの初期症状から、虫垂炎(盲腸)・肺炎・腎盂炎・胃腸炎・骨折などの急性疾患だけでなく、高血圧・糖尿病・腰痛症などの慢性疾患の急な変化にも、夜間・休日を問わず対応できる。また、大病院で手術をした後、自宅での療養が不安な方への術後療養、家族の留守による高齢者の短期ステイなど、実に幅広く利用されています。かかりつけ医を近所に持つことは、不測の事態にもケアしてもらえるという大きなメリットがあります。
 有床診療所は、高齢者の療養や介護の受け入れから、分娩あるいは小手術から高度な手術まで、住民のニーズに応じた適正な医療を提供しており、患者さんや家族にとって、生活圏の中で医療を受けられる身近な存在なのです。自宅から近いということは、入院患者だけでなく、家族の心理的負担を和らげることもできます。
                                 
 あなたの近くにあって気軽にかかれる入院施設を利用されませんか。